FIA、ヨーロッパGPからの予選方式変更を正式発表

 FIAは、今週末のヨーロッパGPより、予選フォーマットを変更することを正式に発表した。これにより、予選は土曜の1回のみになる。
 今季、予選セッションは土曜と日曜の計2回行われ、2回のタイムを合算してグリッドを決めるという新予選システムが導入されたが、これは開幕当初から非常に不評だった。
 モナコGPの際、次戦のヨーロッパGPから予選システムが変更されるのではとささやかれていたが、FIAは23日、以下のような声明を発表し、これを正式に認めた。
「F1参戦各チームとF1コミッションの合意を得たため、FIA世界モータースポーツ評議会は、F1の予選システムを、今週末のヨーロッパGPから変更することにした」
「新たな予選の流れは以下のとおり」
「予選セッションは1回のみで、土曜13時から14時に行われる。予選は1ラップアタックで、レース用の燃料を積んだ状態で行い、その後マシンはパルクフェルメに置かれる(2004年と同様)」
「出走順は、前のレースのリザルトの逆順となる(つまり、前戦の優勝者は最後の出走となる)」