俊輔が欲しい!!名門2クラブがオファー

 日本代表MF中村俊輔(27)に、スコットランドセルティック、ロシアのスパルタク・モスクワの両名門クラブから、完全移籍のオファーが届いていることが9日、分かった。両クラブともにレジーナの設定する移籍金の額をクリアしている。中村サイドはあくまでスペイン移籍を目指しているが、現時点でのオファーはすべてレンタル。レジーナ側がどう判断するか、予断を許さない展開になった。
 意外なところから中村獲得のオファーが飛び込んできた。セルティックが400万ユーロ(約5億4000万円)、スパルタクが500万ユーロ(約6億7500万円)の移籍金を用意。ともに、レジーナの設定した400万ユーロをクリアしている。コンフェデ杯での活躍に、スコットランドやロシアといった欧州中堅のリーグのクラブが反応した。
 代理人のロベルト佃氏は「セルティックとスパルタクから話はあるが、可能性としては低い。まだ断ってはいないが、スペインが希望というのは変わっていない」と明らかにした。同氏は現在、スペインに滞在し、移籍先を探している。現在、国内に滞在している中村は「移籍に関してはすべて代理人に任せている。僕は今季どこでプレーしてもいいように、休養に専念している」と話した。今日10日までは完全休養で、その後、徐々に体を動かすという。
 スコットランドリーグ優勝39回のセルティックは、昨季は2位に終わったものの欧州チャンピオンズリーグ出場権を持つ。予備戦2回戦からの参加で、2回勝ち抜けば、本戦に進める。一方のスパルタクは欧州CL出場権こそないが、旧ソ連時代から通算22回のリーグ優勝を誇り、ロシアNO・1の人気チームだ。
 ブンデスリーガ1部ブレーメンからのオファーを断り、スペインリーグ1本に絞っている。オサスナ、セルタ、デポルティボAマドリードの名前が挙がっており、特にオサスナは中村の意中のクラブとされるが、オファーはすべてレンタルだ。横浜から中村を獲得した際の350万ドル(当時約4億2000万円)を超える移籍金を取り戻せるチャンスだけに、クラブ側が移籍を強行する可能性もある。  

この2チームならCL出れる確立も高まるし、良いと思うけどね。